2011年10月30日、秋晴れの空の下、「収穫・史跡ウォークINさむかわ」が催行されました。
30名を超える方々に参加していただきました。
宮山駅から宮山・中里遺跡、観音堂、小谷を経て、イモの収穫をして、約8km、4時間のコースを歩き通し、全員、さむかわ中央公園へゴールしました。

ウォーキング開始の挨拶。

さあ!宮山駅から出発です。

宮山・中里遺跡。
相模川の左岸の微高地(自然堤防)にあり、JR相模線に沿うように南北に細長く広がっています。おおむね宮山駅の北方から倉見駅の周辺までの範囲で、弥生時代から近世の遺跡が広がっていることが確認されています。

倉見駅。
1926(大正15)年4月1日開業。開業当時の駅舎が現在も使われています。

観音寺本尊千手観音立像。
町指定重要文化財 第18号。

観音堂。
元は浄土宗の寺院で行安寺の末寺。幕末に寺子屋が開かれ、明治初年徳彊(とっきょう)学舎へ。のち、倉見学校を経て旭小学校へ引き継がれた。

旧目久尻川

目久尻川の旧川道の水路を整備。平成11年4月オープン。
付近には町の鳥ダイサギはじめサギ類のコロニーとして貴重な森がある。

旧目久尻川の緑道

ふれあいセンターから小谷へ向かうウォーキングコース。
(今回のウォーキングはこのような田園風景が残る道を歩きました。)

小谷 吉祥院の僧の墓。

小谷地域集会所。
この中に吉祥院の本尊・十一面観音が安置されています。

十一面観音。

旧観音堂の銅製鰐口
この日は見ることができませんでしたが、小谷地域集会所には旧観音堂の鰐口が安置されています。
元和3年(1617)の銘があり、町内の工芸品としては最古です。
(面径21.0cm。厚8.0cm)

庚申塔。
小谷地域集会所から県道45号線へ至る道の途中にあります。

ウォーキングコース。大蔵地域集会所手前。

大蔵東原遺跡。
小出川をのぞむ台地の中位面に旧石器時代から古墳時代までの複合遺跡があります。縄文時代のものでは縄文海進の最も進んだ時期である黒浜式期に集落が形成され、竪穴住居跡4軒が検出されています。

イモ彫り

岡田遺跡
小出川をのぞむ台地の中位置に立地する旧石器時代から弥生時代の複合遺跡。縄文時代では大規模な環状集落が検出されています。

十三塚の中で最も大きいおこり塚
十三塚は小形の円墳状の塚が13基並ぶもので、北は岩手県、南は鹿児島県まで分布。寒川町のものは主要地方道丸子中山茅ヶ崎線にそって点在します。

十三塚の一つ